福笑いスタッフの横町です😊
今回も心理学系の勉強会で学んだことをシェアしたいと思います。
カウンセリング等の中で、クライアントからは様々な主訴が出てきますが、その主訴は間違っていると教わりました。間違っている…いやいやクライアント本人が言っていることに間違いはないだろうと思いますが、正しく捉えるならばクライアントの言ったことをそのまま鵜呑みにしないことだそうです。
なぜか?
言われたそのままの主訴をクリアすることが、必ずしも問題の解決とはならないからです。
例えば、Aさんの主訴が「高級車を持ちたい!」だったとします。別の人からお金持っているから買ってあげるよと高級車を与えてもらう…高級車を持つという主訴はクリアしているが、そうではなくAさんは自分で汗水垂らして稼いだお金で高級車を持ちたかった。では、自分で稼いで高級車を持つことができたとします…しかし何か違う、そう思った時にAさんは、周囲の人と比べて高級車を持てるような自分を比較し優位に立ちたかったと気づきます。では、高級車を持ち周囲より優位に立てたとします…でも何か違う、さらに深掘りしていくと、本当は自分でしっかり稼いで高級車も持てるような能力ある自分であることを父親に認めてもらいたかったんだ…。本当にAさんが望むものは父親からの承認であるということが分かります。
この場合は、高級車を持ったところで根本的な解決には至っていないのでクライアントは心の深いところでは満たされない状況となってしまいます。
この例を聞いていて、人との関わりや物事に対しても、どれだけ本質を捉えることができるかがとても重要なんだと改めて気付かされました。
表面の目に見える部分に注目しがちですが、深い部分に触れていけるように、クライアント…私たちの分野で言うと利用者様、そのご家族やもちろん一緒に働く仲間に対しても、コミュニケーションを大切に相手に寄り添った関係を築いていきたいなと思いました。
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